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目指すきっかけ1。 [雑記]

理学療法士、作業療法士を目指す方のきっかけってどんなもんなんでしょう。

自分の場合は高校卒業後、作業療法学科に通っていたわけですが、そのきっかけは自身のリハビリ経験だったりします。

記憶が定かではないけれど、たしか高校1年の1学期。
高校入学早々に手根骨の中の舟状骨を骨折してしまったわけですね。正直、かなり晴れてはいたのだけど痛みはほとんどなく念のため病院へ。
病院で検査してもらった結果、人生初の骨折。
今では自分でも頭おかしいのではないかと思いますが俺も骨折デビューか!なんて少し気持ちが高ぶった記憶が…。笑

で、お医者様の話を聞くと非常にくっつきにくい骨のため(実際のところは知りません)、腸骨の一部を採取して舟状骨のつなぎにしボルトで固定する手術をしましょうだそうな。

……こんな小さな骨の骨折で手術!?ってな感じで理解に少し間があったことを記憶しています。
だって痛くないんですもの。

そんなこんなで人生初の骨折から人生初の手術、入院とセットで経験することに。
この時も少し気持ちが高揚していたのはここだけの話。
お母さん、手術費用等で頭抱えたと思いますが申し訳ないです…笑

入院した部屋はベッドが4床ですべて埋まっていたはず。
当時、ドラマなどで病院の風景を見て想像していたこともあって、きっと患者さん同士で和気あいあいと楽しい入院生活が待っているのだろう、そんな期待に胸を膨らませ、いざ入院!!


……現実は甘くない。


みんなカーテンを閉め切って会話なんて一切なし。

まぁそりゃそうだ。
誰しも病気やけがで気が滅入っているのに昨日、今日入ってきた見知らぬ新参者といきなり仲良くなろうなんて思いませんよね。

唯一の救いは看護師さんがものすごく親切な方だったことくらい。
もうほんと思春期なもんだからちょっとやさしくされたら惚れてしまうくらい。笑
が、そんな想いもわずかばかりで、手術後にこれまた人生で初めて味わう恥じらいを経験することに。

手術当日。
第一の絶望、浣腸。

全身麻酔で手術するらしく、全裸の状態から白衣1枚に着替えさせられる。
そしてしばらく目を覚ますことがないということで、しつこいようだけどこれまた人生初体験の浣腸を告げられる。

まぁそりゃそうだとね、なんて思いながらトイレの個室に案内され、そこで待っていたのは淡い想いを寄せる看護師さん。
一瞬にして悟りました。

そんな僕に看護師さんは
「大丈夫、慣れてるからおいで。」
と満面の笑み。

僕は慣れていないのです。

看護師さんは笑顔で続ける。
「じゃあ壁に手をついてお尻を突き出してね。」

数分後、排泄物と一緒に大事な何かを失った僕がいました。

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